11.09.2016

那須・白河で紅葉を巡る旅 夕食編 (2)

二日目の夕食。今回は2泊3日でしたので連泊者用メニューでした。
連泊者メニューはお品書きなしだそうで、口頭で説明をいただきました。

先付。





キノコの佃煮と秋鮭の一口幽庵焼、鶏つくね、新子の手毬寿司、アメーラトマトのレモン鋳込みフォアグラのせ。レモンの鋳込みとは手が込んでますね。
柿の器に入っているのは、柿と梨の白和えでした。

向付。
左から順に、メイプルサーモン(地元の養魚場で育てているマスの仲間だそうです)とマグロ、北寄貝の盛り合わせでした。

蓋物はホウボウの蕪蒸し。添え物が昨日と同じ様な・・・。
凌ぎはおそば。昨日と同じなので感想はありません。
焼き物。鯒の牛蒡焼き胡椒仕立て。牛蒡を薄く削いだものをカップにして鯵と野菜を載せて黄身餡を載せて焼いたものだそうです。小さいですが洋風で結構凝ってます。
止肴は鱧の落とし パプリカよごし。
写真だと分かりづらいですが、鱧の落としを作るときに振る片栗粉にパプリカの粉を混ぜて湯引きしたんだそうです。だからオレンジのような色がついているんですね。鱧には白髪ねぎが載せてあります。手が込んでいる上に面白い料理ですが、見た目の雰囲気が夏っぽいですし、鱧は夏の魚のイメージで、ちょっと時期がずれているように思います。

止椀として雉鍋。「国鳥なのに食べちゃうなんて、日本だけだよね~」と評論家が言っておりました(笑)。
食事としてご飯と香の物。
お店の人が「お行儀が悪いですけど、つゆだけ残った鍋にご飯を入れて雑炊にして食べるとおいしいですよ」と教えてくれました。が、すでにおなかが限界のため今回はパス。
評論家は雑炊にして食べてました。おいしかったそうです。

水菓子は「梨のシャーベットと梨」。
ちなみに、今日の最低気温3度でした……。なのでこの水菓子はちょっとつらい…。
まずくはなかったんですけどね。今の時期なら、ラムとかを利かせた柿ゼリーとかリンゴのコンポートとかでも良かったです。

今日の夕食は、昨日に違わず挑戦的で味は悪くなかったんですけど、時期をちょっと外したものがちょいちょい入っているのが少し残念でした。