以前から前を通るたび気になっていたものの、どうみても高そうな雰囲気でおよび腰だったのですが、去年「しき」という名前から「一文字」という名前に変えてリニューアルしていたというのでお邪魔してみました。野沢の佐久市合同庁舎近くにあります。
入り口を入った脇に五月人形がありました。
メニュー。ランチメニューかと思いきや、夜でも頼めるようです。
ランチだとさらに茶碗蒸しがつくとか。
次のページをめくったらそれなりのお値段の懐石が。
今回は限定15食の「花かご御膳」と「彩り御膳」を頼みました。
安いと入ってもミニ懐石形式で出されるようです。
最初は食前酒かお酢ドリンクのどちらかを選べるのですが、残念ながら車で来ているのでお酢ドリンク(ブルーベリーシロップをリンゴ酢で割ったもの)をお願いしました。
御膳の名のとおり、デザート以外はお膳で供されます。
こちらは「花かご御膳」。天ぷらがメインになります。
こちらは「彩り御膳」で少しずつですが5種類の刺身がメインとなります。
刺身の盛合わせの蓋には、五月らしく菖蒲の葉が添えられていました。
脇の小鉢は二つともホタルイカのぬたとわさびの茎のおひたし、それとサラダと香の物がありました。
このときはまだなかったのですが、そのあとランチサービスの茶碗蒸しも。なかなかお得だと思います。
最後にデザートの「ヨモギのプリン」。
パンナコッタに近い味わいですが、ほのかに草餅のよもぎの風味がしておいしかったです。
今回1500～2000円の料理でしたが、この値段という予算の中でも、お店の色がちゃんとわかるような献立を考えられているなあ、としきりに感心してしまいました。
今度はまた違う季節にお邪魔したいと思います。
料亭 一文字
佐久市跡部57-1 佐久市合同庁舎 近く
月曜休業
